ガラス製品のキラキラした心を揺さぶる魅力とは?

ガラス製品のキラキラした心を揺さぶる魅力とは?ガラス工芸


ガラス製品の魅力とは?
その魅力は、「造形美」だけに限りません。

暮らしにおけるガラス製品との付き合い方にあります。

 

ガラスのイメージ!

「ガラス」と思い浮かべると、どんなイメージですか?

その魅力は、なんといってもその見た目の『綺麗さ』です。
光があたり、キラキラと輝くと
透き通って反射した『唯一無二の輝き』が魅力的!


しかし、ぶつけたり落としてしまうと
割れてしまうという
なんともいえない『果敢なさ』もあります・・・


繊細さも持ち合わせているのが、「ガラス」なのです。

ガラスの「美しさ」は、どのようにして生まれる?

ガラスの歴史は、遡ること紀元前5000年。
メソポタミアやエジプトで、陶磁器の原料として使われていたといわれています。

その後、息を吹き込んで形を作る『吹きガラス』の製法の普及によって、一般的にガラス製品が広まっていくようになりました。

花瓶やコップとして、ガラス製品が使われるようになりました。

そもそも、ガラスはなぜ透明なのか?

ガラス自体が光を吸収せずに、透過させることが挙げられます。

透過とは?
つまり背景の色を透かすことができます。
光に当たるとキラキラと反射させること。

この透過性が、ガラスの「美しさ」という認識に繋がります。

ガラスの食器は宝物として扱われたり、
装飾品の材料としても重宝されてきました。

ガラスの種類

身の回りにあるガラスを細かく見ていくと実は多様な種類があります。

「ソーダガラス」

一般的な窓ガラスや食器に使われているガラス。
発泡性のある炭酸ナトリウムを使うことから「ソーダ」という名が付いる。
古代で初めて作られたガラスと言われています。

比較的硬く、軽量、そして成形しやすいことから、
幅広い分野に普及している種類です。

「クリスタルガラス」

透明度の高くは屈折率が高く、美しくきらめくことからガラスの中でも高級品として扱われてるガラス。
無鉛ガラスは材料に鉛を使わないことから、環境に配慮したガラスとして知られている。

 

ガラスはどうして割れるのか?

落としたり、
何かにぶつけたり、

衝撃でガラスを割ってしまった経験はありませんか?


そもそも、なぜガラスが割れるのか?



その理由は、
ガラスの表面に入った「無数の傷」と言われています。

ガラスはケイ素や石灰といった原料を混ぜ溶かしたものです。
それを形にし、固めたものが製品となります。

この固める過程において非常に小さな傷が無数に入ります。
その小さな傷に外から力が加わった場合、耐えきれず割れてしまうということです!



プラスチックや金属などは、変形する力があります。
そのため、例えば落としてしまっても割れずに変形します。

しかしガラスにはこの変形の力がありません。

衝撃を受けると即座に割れてしまう性質があります。


そのため、この小さな傷をいかに増やさない!
大きく広げない!

ガラスとお付き合いする上で、
そのような注意点が、ガラスと長く付き合っていくための焦点とも言えるでしょう。

 

まとめ


なんと言っても
透き通ったガラスに
光があたった時

その魅力が発揮されます!

影となって表れた
ガラスを透過した光は
なんともいえない「美しさ」が広がっている。


これこそが、「ガラス」の魅力だろう。


 

ガラス作家:河上恭一郎

ガラス作家:河上恭一郎

アズトモ・ギャラリー(河上ガラス)
https://astomo.jp/c/kawakami


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