陶磁器

和食器

北大路魯山人の名言「食器は料理の着物である」とは?

「食器は料理の着物である」この言葉は、美食家として知られる「北大路魯山人」の名言です。北大路魯山人(きたおおじ・ろさんじん)(1883~1959大正~昭和 陶芸家・画家・美食家)その言葉通り、食器は料理を供すのに欠かせな...
伝統工芸

益子焼(ましこやき)が、全国的な民芸陶器の理由とは?

栃木県の南部に位置する益子町。「益子焼(ましこやき)」は、全国的に名の知れた陶器です。益子焼の魅力に惹かれて多くの観光客が訪れている栃木県益子町には、約250もの窯元があるとされています。国内はもとより海外からも多くの陶芸家がこの地に居...
伝統工芸

楽焼は、なぜ千利休の「わびさび精神」なの?

「楽焼(らくやき)=樂焼」は、「千利休の茶道を表現する」という明確な目的によって考案された焼き物です。千利休の考える「禅の精神」を具現化したものが「楽茶碗」です。楽焼を後世に伝えることは単に技術を継承するだけではなく、「わびさびの精神」...
伝統工芸

唐津焼は、使ってこそ美しいって本当!?

「唐津焼(からつやき)」は、佐賀県唐津市を中心に焼造されている陶器。ざっくりとした粗い土を使った素朴な風合いと多彩な装飾技法が特徴。使ってこそ美しさが生まれることから、お茶や料理、花などを引き立てる「用の美」を備えた器としても人気があり...
伝統工芸

日本磁器の起源は、まさしく「有田焼」にあり

「有田焼(ありたやき)」とは、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器のことです。約400年前に誕生した日本磁器の起源となっている焼き物です。朝鮮人陶工「李参平(りさんぺい)」らによって泉山で陶石が発見されたことにより、日本で初めて磁器が焼かれ...
伝統工芸

「白萩」に「切り高台」の萩焼の魅力とは?

萩焼のはじまり 「茶陶(茶の湯で使うための陶器)」として有名な「萩焼(はぎやき)」戦国大名の毛利輝元(もうり てるもと)の御用窯として発展した陶器。 その歴史は今から400年以上前の文禄元年(1592)豊臣秀吉の朝鮮出兵...
伝統工芸

究極にシンプルな焼き物「備前焼」の魅力とは?

備前焼の歴史 「備前焼(びぜんやき)」は、古墳時代の須恵器(すえき)の製法が次第に変化したものと言われています。その歴史は、鎌倉時代にまでさかのぼるとされています。室町時代の終わり頃から、「ひよせ」と呼...
伝統工芸

久谷焼の鮮やかな魅力的な色彩とは?

「JAPAN KUTANI:ジャパンクタニ」として海外でも人気を集めている焼き物。それことが、「久谷焼(くたにやき)」です。 今回は、その久谷焼の魅力をお伝えします! 九谷焼の歴史 九谷焼は、明暦元年(1655)に...
伝統工芸

沖縄「やちむんの里」迫力いっぱいの登り窯とは?

やちむんの里の歴史 『やちむんの里』の歴史1682年頃、琉球王朝第11代国王の尚貞王(しょうていおう)は各地に点在した窯場を壺屋に集めて陶業の発展を図りました。今まであった技術に...